犬の混合ワクチンとは
犬のウィルスや細菌感染症を予防するためのお薬です。
接種するワクチンによって対応している感染症の種類が異なります。
病院よって用意しているワクチンが異なり、我が家のかかりつけの動物病院では「6種」「10種」「レプトスピラワクチン(4種)」と用意されています。
なお基本的に動物病院では成犬になったら年に1回のワクチン接種を推奨とするところが一般的かと思います。
接種するワクチンの選び方
動物病院によって異なりますが一般的な混合ワクチンは「5種」「6種」「8種」「10種」とあって、愛犬の行動範囲などを基準に決めるといいとよく言われています。
- 5種・6種:他の犬と触れ合わない、アレルギーの疑いがある犬
- 8種:外に出るのは散歩程度
- 10種:キャンプや川などアウトドアをよくする
参考サイト:https://www2.zoetis.jp/vaccines-for-dogs/
ワクチンを打った日の愛犬の症状

むぎはいつも10種のワクチンをかかりつけの動物病院で打っていました。
その日は成犬になってから3回目のワクチンだったと思います。
何かあった時のために早めの時間に病院に行って、熱もなく、体調もいつもと変わらず、問題ないということでワクチンを打ってもらいました。
念の為ワクチンを打った後は30分ほど病院の近くで待機して問題なければ家に帰ってゆっくりするというのがむぎがワクチンを打った日のルーティーンとなっていて、この日も問題なかったので接種30分後歩いて自宅へ帰りました。この時には特に変わった様子はなく自分の足でスタスタと歩いていました。
帰宅していつも通りのお昼寝がスタート。いつもと変わらずに過ごしていました。夕方いつもうるさくなる時間帯(遊んで遊んでの時間)まだまだ静かに寝ていました。それもお昼寝していた同じ場所から動かずに…。
何かおかしいなと思い、話しかけてみても、チラッと目線を上げるだけでちょっとつらそう。いつもならどこに居ても「おやつ」の声かけをすれば近くに来てくれるのに、それもしない。そんなことは今までないことだったのでとても心配しました。
しかし、吐いたり下痢をしたり熱があったりどこか腫れたりしている様子はなさそう、ということで様子をみ見ることにしました。(はじめてのことだったので念の為かかりつけの先生にも連絡して様子見で大丈夫と言っていただきました。これが一番安心した時かもしれません笑)その日の夜にはきちんとご飯を食べてくれたのですが、次の日の軽い散歩も少し元気がない様子でした。しかし接種から2日後にはいつもと変わらず元気なむぎに戻りました。
やはり犬もワクチンの副反応として倦怠感などが出るようで、我が家のむぎはその状態だったんだと思います。もしかしたら少し熱があったのかもしれません。ワクチンの副反応としては軽度なものですが、飼い主としては愛犬のいつもと違う様子にとても心配してしまいました。
ワクチンの副反応はひどいものは1時間以内に症状が出ると先生から聞いていましたが、軽度なものに関しては数時間後に症状が出ることもあるので、愛犬がワクチンを打った日は一緒にのんびりと様子を見てあげてください。
その後の混合ワクチンはどうしているか
我が家のむぎは10種の混合ワクチンで副反応が出てしまいました。一度副反応が出ると飼い主としては同じワクチンを打つのはとても心配ですし、できれば避けたいと思ってしまいます。
人間と同じようにワクチンを打った時の体調によって副反応が出たり出なかったりすることもありますが、次10種のワクチンを打ってもっとひどい副反応が出たら…と思うと我が家は同じワクチンを打つ選択ができませんでした。
そこでかかりつけの動物病院の先生と相談して、軽度な副反応が出てからは6種の混合ワクチンを打っています。今年で2回目。このワクチンに変えてから今のところ副反応は出ていません。
しかし、我が家はキャンプや川などにむぎを連れていく機会もあります。他のわんちゃんとは性格上あまり触れ合うことはないので、その点は問題ないのですが、レプトスピラワクチンを同日ではなく別日に打ったほうがいいのでは?と家族で相談しています。先生にも相談したところ、日にちを分けた方がわんちゃんに負担は多少少なくて済むとお話していただきました。
昨年は都内でもレプトスピラ症の発症報告があったと聞いたことがあるので、今年はきちんとワクチン接種について考えたいと思います。
最近はワクチンは3年に1回でもいいという話も聞きます。海外ではそうだったような。
病院によってはアレルギーの子に対しては抗体のチェックをして抗体があればワクチンを打たないという対応をしている病院もあるようです。動物病院によっても方針が異なると思うので、もし不安があれば別の病院に相談してみるというのも一つの手だと思います。
ワクチンを打っているからと言って完全に感染しないわけではないと思いますが、愛犬のためにちゃんと考え守ってあげたいですよね。
ワクチンで副反応が出る可能性はもちろん知っていましたが、まさかうちの愛犬がと思っていたのかもしれません、軽度な副反応でしたが飼い主は必要以上に心配しオロオロしてしまいました。そして同時に愛犬が体調不良の時にもう少ししっかり落ち着いて対応できる飼い主にならなくては、と反省もした1日でした。
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