まだはじめたばかりで効果はこれからと言った感じですが、こんな方法もあるよということでまとめてみました。まだはじめて一ヶ月程度ですがその後効果についても変化があれば追記したいと思います。
はじめに
膿皮症についてや、いままでのむぎの膿皮症の歴史や自宅ケアなどについてはこちらの記事にまとめてあるのでよかったら合わせてどうぞ。
今回まとめている自宅ケアは、皮膚科認定医のいる皮膚科に強い動物病院の先生にお話をお伺いし、おすすめしていただいた方法をメインにまとめています。動物病院の先生の方針によって治療方法や対処法は異なりますし、どのワンちゃんにとっても全てが合っているとは限りません。今後の参考程度に読んでいただけると嬉しいです。
保湿をしっかりする
まず先生に言われたことは、保湿をきっちりすること。
保湿がきちんと出来ていないと肌のバリアが低い状態で、ちょっとした刺激で膿皮症を発症したり膿皮症の悪化のスピードが変わってくるそうです。
よく考えたら人間でも同じですよね。
我が家のむぎはシャンプーで膿皮症を治そうとしていて、シャンプーの頻度が高かったので、コンディショナーなどで保湿はしていたものの先生に見てもらった時には全く足りてないということでした。保湿といってもどの程度すればいいのか?なかなか素人には判断するのが難しいですよね…
我が家はこちらの保湿ローションを現在使用しています。
今までは商品に記載されている通り「乾燥がひどい場合は10倍程度に希釈したものをスプレー容器に入れ、部分的に適量を塗布してください」希釈し1日1回スプレーしていたのですが、これでは足りないということで、キャップなみなみ一杯を50mlで希釈したものをスプレー容器に入れて、1日2回まんべんなくスプレーしています。今は寒いのでスプレーした後、少しして風邪を引かないように軽くタオルドライもしてます。

1ヶ月ほど続け調子を見てもらった時に、先生に乾燥は問題なし!このまま続けてください。
と太鼓判をもらったので、このまま続けていきたいと思います。
今は乾燥している季節なので、あまり膿皮症の症状は出ないのですが、湿気が出てくる5月ごろにこの対策でどれだけ膿皮症を食い止められるか検証していきたいと思います。
シャンプーは2週に1回やさしく洗う
以前膿皮症がひどい時は薬用シャンプーで繁殖しているブドウ球菌を洗い流すことが目的でシャンプーは週に2回ほど行ってました。もちろん薬用シャンプーは膿皮症に有効なエビデンスがあることで有名ですが、むぎの場合は洗いに洗いすぎていて、皮膚が弱ってしまっいたようです。そのため、まずは弱った皮膚を元の状態に戻すために、シャンプーは2週間に1回の頻度に減らしやさしく洗う方法を教えていただきました。
我が家は夫がシャンプー担当なのでスポンジで泡を作り出しやさしくシャンプーしています。
いままではゴシゴシしてしまっていた。と言っていました。
シャンプーは変わらず「酢酸クロルヘキシジン」成分が配合されている薬用シャンプーです。
初期の膿皮症はシャンプーではなく部分ケア
いままで膿皮症を見つけたら、予防改善のためにすぐ薬用シャンプーを使ってシャンプーをしていましたが、さっきも書いた通りシャンプーのしすぎは今のむぎにとっては肌のダメージになりかねません。
そのため、シャンプーではなく膿皮症に効果的なクロルヘキシジンの成分が入ったフォームで優しく汚れ拭いたり、かさぶたが出来てしまった時はこちらのフォームでふやかしてきれいに取るようにしています。薬用シャンプーよりはクロルヘキシジンの濃度が低くなってしまいますが気になる部分だけ毎日使っても問題ないのでとても便利です。
膿皮症だけではなく、足の間にポツッとできものができることがあるのですが、その消毒や散歩の後の足ふきにも使えて重宝しています。排泄後のおしりの汚れなどにも使えるそうです。
シャンプー後はタオルドライドライヤーは冷風で
シャンプー後愛犬を乾かすときは、基本タオルドライがいいそうです。ドライヤーの温風を当てすぎてしまうと乾燥やかゆにみに繋がってしまうのだそうです。もしドライヤーを使うときは温風ではなく熱さを感じない適温の風を当てて使う必要があります。
いままではきちんと乾かさないと菌が増えそうだし…とタオルドライの後ドライヤー(温風)を使っていました。でもよく考えてみたらシャンプー後の柔らかくなった肌に温風を当てて、かゆみを感じ愛犬が足で身体をかいたら…肌が傷つきそうですよね…そして膿皮症の悪化。
せっかくシャンプーしたのにシャンプーが原因で菌が増えていた可能性もあったのかもしれません。
きちんと原因を知れば納得して無理なく日々のケアも続けられるので、新しい病院に行ってみてよかったなあ。と思っています。
このタイミングで高い給水力のあるタオルを使ってタオルドライの時間を短くできないかと色々なアイテムを探しているところです。今度こんなの買ってみようかな。フレンチブルドッグのタオルドライって時間かかるんですよね…静かにしてくれないし…
アレルギーのものは素材も食べ物も避ける
動物病院でアレルギー検査を行ったら一部食べ物にもアレルギー反応が出てるものがありました…
我が家のむぎはお肉はチキン以外、追加で牛乳もアレルギーのようです。
いままではそこまで気にしてなかったのですが、「牛」がアレルギーであればフードのビーフはもちろんですが、リードももし牛革で作られたものであれば避けた方がいいですし、おやつのボーンでよく使われている「牛皮」もNG。狂犬病のワクチンも「牛」から作られているので、注意した方がいいとのこと。こちらは打たなくてはいけないものなので、もし何か反応が出た場合、前後にステロイドを打ったりする処方があるとか。
いまのところろステロイドを打って対策すると言う予定はありませんが、食べ物や素材に関しては避けるようにして様子を見たいと思います。
免疫力アップを目指し腸内環境を整える
やはり肌の状態は外側だけではなく内側からも良くしていきたいと言うことで、腸内環境アップを目指しサプリメントや食事を以前より少し気にするようにしています。
正直食べ物に関してはまだまだ知識不足ということもあり、いつもあげているお野菜にプラスして時間がある時はキノコ類を煮てドライフードに混ぜています。
今まではヨーグルトをおやつも兼ねてあげていたのですが、今回のアレルギー検査で牛乳のアレルギー反応が出てしまったので、我が家ではヨーグルトを禁止にし、乳酸菌のサプリメントと甘酒を取り入れています。
いままで甘酒なんてお正月たまーにいただくぐらいでしたが、飼い主も一緒に楽しめるので最近ではいろいろな甘酒をお取り寄せして愛犬と一緒に楽しんでいます。(飼い主がただいい甘酒のみたいだけ)
牛乳で割ってホットで飲むのにハマっています。ヨーグルトに少し入れてあげるのも美味しい。
わんちゃんにあげていい甘酒は米麹甘酒だけなので注意が必要です。
甘酒は開封後早めに飲み切らないといけないので最近はパックで小分けにされている甘酒をストックしています。飲みきれない場合は冷凍も可能なようなので、夏の暑い時は冷凍してアイスのようにして水分補給してもらうのもいいなあといまから考え中です。
膿皮症が気になってきたらすぐに病院へ
軽度の膿皮症であれば、治療方法もいくつか提案できるけど、ひどくなってしまうとやはり抗生剤で落ち着かせるしかないので、気になる症状が出てきたら早めに見せに来てください。と先生が言っていました。
今もポツポツ湿疹は見られますが、現状キープであればそこまで心配することはないということだったので、これ以上ひどくなったら早めに病院に行って見てもらおうと思っています。
今までは、膿皮症になったら抗生物質を飲むだけだったので、なるべく自宅でひどくならないようにギリギリまで頑張っていましたが、今後はきちんと信頼できる先生に相談して膿皮症と付き合っていければと思っています◎
膿皮症の本番はこれからなので、また変化があれば記録していきたいなと思っています。
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