その後どうしたかのお話と、それから気をつけていることをお話ししたいと思います。
歯磨き中に異変に気づいた
ある日、愛犬の歯磨き中に(毎日は出来てない)上顎の奥歯に近い歯が少し短いことに気づきました。歯ブラシを当ててもいつも以上に嫌がる素振りはないし、出血などはなさそうだけど、明らかに左右の高さが違うし、表面もかけた後のような状態。(表面と色が違う部分があった)
硬いおもちゃで歯が欠けることがある事はあると知っていたものの、まさか愛犬が、とショックでした。
ネットで検索すると、全身麻酔でレントゲンや抜歯が必要になると書かれていて、愛犬に申し訳ない気持ちと飼い主再びの動揺。
かかりつけの動物病院へ
まずいつも行っているかかりつけの動物病院で見てもらうことに。
やはり、歯が欠けているけど、大きくは欠けていないので、抜歯ではなく歯を残す治療も可能かもしれないと、二次診療が可能な病院を何件か紹介していただきました。
かかりつけの先生のお話だと歯を残す治療(手術)は、10万円〜20万円程度。
病院によって多少変わってくるとのことでした。
口腔外科のある動物病院へ
かかりつけの病院で紹介してもらった病院は、どこも少し遠かったので、近場に専門の病院はないか探したところ良さそうな動物病院があったので、予約をしてみてもらうことにしました。
先生に見てもらった結果、歯髄(歯の中の血管)も見えてないこと、歯茎におかしい点はないこと、表面だけが欠けている状態、ということで様子を見ることになりました。
もちろんお願いすれば歯を残した治療も可能で、レントゲンを確認し、治療可能かどうかを判断し、難しそうであれば抜歯に切り替える流れになるお話も合わせてお伺いしました。
飼い主としては歯を残した治療を行うことがベストなのでは?と来院前は考えていたのですが、歯が欠けたことに気づいた日から、注意深く様子を伺って変わったところがなかったのと、全身麻酔のリスクを考え、先生のお話し通り様子を見る判断をしました。
もちろん定期的に異常はないか、おかしい点はないかチェックは必要です。
歯が欠けてしまった原因
歯が欠けてから愛犬の様子が変わらず、すぐに気づくことができなかったので、実際何が原因でいつ歯が欠けてしまったのかは分からないのですが、数日前に犬用の「鹿の角」をガジガジ噛んでいたので、多分これが原因ではないかと思っています。
いつもより長めに上げてしまっていたのが良くなかったのかも…。
こんな感じのものをあげていました。
歯が欠けてから気をつけていること
定期的に歯のチェックをする
今回は様子見になりましたが、今後その歯が悪化する可能性もゼロではないとのこと。
何かあったらすぐ病院に行けるように、歯や歯茎の観察を日々行います。
毎日歯磨きしてチェックをするのが理想ですが、なかなか難しい。
硬いおやつは禁止
今回の原因かもしれない「鹿の角」、デンタルケアの出来る骨型のおもちゃ、ヒマラヤチーズのようなチーズスティックもまさかの可能性があるので、我が家では禁止にしました。
むぎはこの手のおもちゃが大好きだったので、かわいそうなのですが、また歯が欠けて抜歯や手術になったら大変なので、ここは我慢です。
おまけ:獣医師さんから聞いたおやつを選ぶポイント!
ガシガシ噛む系のおやつが大好きなむぎ。少しでも安心しておやつをあげたいと思い、どんなおやつなら安心か先生に聞いてみたところ。
「ハサミで切れないおやつは歯が欠ける可能性があると思ってください。」
とのこと。
思ったより厳しくて、びっくり。
これからは大好きだったハーツのデンタルトイボーンもあげられない…むぎごめん…。
歯が欠けてしまってからは先生のアドバイス通りハサミで切れるを基準におやつを選んでいます。最近はハサミで切れるかを基準におやつの硬さをサイトに載せてくれるショップも増えていて助かります。
我が家では細めのアキレスをハサミでカットして半分にしてあげてます。ハサミで切れるカミカミ出来るタイプのおすすめのおやつです◎
おやつの丸のみ防止の「アソボーン」につけてあげているのですが、こちらのアイテムもとっても便利なので、今後記事にしたいところです。
本当はもっと長持ちするガジガジできて歯が欠ける心配のないおやつを探しているのですが、なかなか難しい。そんなおやつ知っている方いたらぜひ教えてください。
我が家のむぎは鹿の角で歯が欠けてしまったけど、もちろん大丈夫な子も。愛犬や飼い主さんによってさまざまなので、絶対に硬いおやつをあげたらダメとは思いません。
でも歯が欠けてしまった時に早く気づいてあげられるよう、日々のチェックは忘れずにしてあげたいなーと思うのでした。
コメント